電脳書斎

徒然なるままに趣味を語りまくるブログです

THE MAD CAPUSULE MARKETSについて語りたい

 

 

でんっ、でんっ、でんっ、

でーでん、ででっ、ででっ、ででっ、でででーん。

(vsレッド戦のテーマ)

 

このシリーズ誰か伝わるんやろか笑笑

 

 

とにかく、ラスボス的な立ち位置である、

THE MAD CAPSULE MARKETS

について続きを話していきます!!

 

って言うか気づいてましたか?

 

前回まではTHE MAD CAPSULE MARKET'Sと「アポストロフィー」がついており、

今回からはTHE MAD CAPSULE MARKETSになるのです。

 

後期MADからは後者のバンド名に変更されるのです。(全部じゃないですし、7thアルバムはまだアポストロフィーがついてます。)

 

前回のブログにも書きましたが、

MADは大きく大きく分かると前期と後期に分けられます。

 

このアルバムからMADは生まれ変わる。

(筆者的には8thアルバムからなんですけどねぇ)

 

 

新時代の幕開け

ベストアルバム

「THE MAD CAPSULE MARKET'S(1996)」

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  1. POSSESS IN LOOP!!!!!!!!!!
  2. MIX-ISM
  3. S・S・MUSIC
  4. マスメディア
  5. HI-SIDE(HIGH-INDIVIDUAL-SIDE)
  6. パラサイト(寄生虫)
  7. JESUS IS DEAD?~JESUS IS ALIVE~
  8. G・M・J・P
  9. DOWN IN THE SYSTEM SYSTEM ERROR
  10. ラ・ラ・ラ(僕がウソつきになった日)
  11. WALK!

 

 

 

へ?ベストアルバム?

 

 

 

ふふふ、甘いな。

 

 

 

これはニューアルバムです。笑

 

 

 

 

そう、正史から外れたアルバムに見えるこの作品ですが、

過去(HUMANITYから4PLUGSまで)の作品をリテイクしたアルバムとなっているのです。

 

但し、

 

 

 

 

セルフ原曲ジャック。

 

 

 

いい意味で全然違います笑笑

 

初期のパンク前回の楽曲までデジタル化しました笑笑

 

筆者は正直このアルバムが死ぬほど好きです笑笑

初期作はあまり知らないと前回語りましたが、このアルバムが良すぎるが故ですね笑笑

 

むしろこれが最高傑作だなんて呼び声も高いアルバムに仕上がっております。

 

 

Track1「POSSESS IN LOOP!!!!!!!!!!」

 

 

前作4PLUGSのリードナンバーをリメイク。

同年に発売したアルバムでリメイク。笑

その実は!マークが増えただけではありません。

開始は「ん?原曲ママか?」と来て、

 

突然の

 

「ばっ、、、ぴゅーーーん。」

※これは感嘆表現ではありません。

 

早速やってんなぁ笑笑

 

MAD節が炸裂し始めています。

 

原曲のミドルテンポでガツンガツンと響かせるサウンドから取って代わり、

捲し立てる捲し立てる。

もうずるいわ…。

 

 

Track4「マスメディア」

 

 

初期MADの名曲をリメイク。

当時のパンク感はそのままに、ベースを全面的に押し出したサウンドスタイルでぶりぶりと曲が進行します。

但し、サビのキャッチーさは健在であり

名曲を名曲のままにアップグレードさせております。

 

 

Track11「Walk!」

これまた筆者が大好きな前作からのリメイクトラック。

原曲はと言うと、80'sの雰囲気をゴリゴリに持たせたお得意一発ビート

discoトラックで演るラップのような雰囲気がある楽曲。

それをリメイクしたTrack11

 

やりやがった笑笑

 

インストやん。笑

 

やばいって笑笑

やばすぎるって笑笑

大迫も青ざめるて。笑笑

 

筆者も改めて聴きながら記事を書いてますが、このアルバムは間違いなく名盤です。

初期サウンド、後期サウンドどちらを好きな人も楽しめる一枚になっています。

 

むしろ、このアルバムを受け付けなければMADは多分合いません笑笑

 

 

 

そして伝説へ

7thアルバム

「DIGIDOGHEADLOCK(1997)」

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  1. CRASH POW
  2. SYSTEMATIC
  3. WHAT!
  4. WATER
  5. HAVE NO FEAR
  6. SICKLY BUG
  7. JMP
  8. 3.31
  9. ASPHALT-BEACH
  10. LOSE IT
  11. FREAK IS BORN
  12. Do JUSTICE TO YOURSELF Do JUSTICE TO MY LIFE
  13. CREATURE

 

そう、ここから始まる。

 

THE MAD CAPSULE MARKET'Sとしての最後のアルバムとなります。

 

正直筆者としては、ここまでが前期かなーなんて思うんですが、

一応上記のベストアルバムが年代的には分け目になるかと思い区別しました。

 

 

ここまでは前作4PLUGS(ベストも含む)と同様にミクスチャー路線を突っ走ります。

 

このアルバムまではあくまでもバンドサウンドを重視し、スパイスとしてデジタルサウンドを起用していたイメージです。

(見方によっては今作から既にデジタル全面ですかね?いや、ここくらいまでは半々かな?)

 

 

Track2「Systematic」

 

デジタルハードコアの始まりではないでしょうか。

drum'n bassというか、ジャングルビートというか。

かなりデジタル感が出てきてますね。

時を同じくして小室ファミリーが流行っていた時代のようですが、

そことはまた違った重さ、詰まるところハードコア路線が強いわけですね。

そんなことよりかっこよすぎ。

 

 

 

Track3「What!」

 

 

筆者がこのアルバムの中で特に好きな曲なのですが、

テイストとしては前作に近いでしょうか?

どちらかといえばベスト盤に見られるようなデジタル感が強いですかね?

KYONOさんの捲し立てるようなボーカルはそのままに、やはりトラック感とでも言いましょうか?ラップのビートに近いものを感じますね!

 

 

 

Track7「JMP」

 

 

素直なヘヴィサウンド!!!

R.A.T.Mを彷彿とさせるようなヘヴィなギターとベースにMOTOKATS氏の独特のビート。

この人のドラミングは掴みにくいものが多いのですが、この楽曲においては素直な縦ノリのリズムで安定感があります!

つまらんことは全部忘れて

Jumpしまくりたいですね笑

 

 

このアルバムは当時そこまで評価の高いものではなかったそうで、

しかし、改めてMADの名盤について語った際には「実はこれが一番やべぇんじゃね?」的な批評となったようですね。

 

筆者としてもこれは間違いなく名盤だと思っております。

 

 

 

 

8thアルバム

「OSC-DIS(1999)」

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  1. TRIBE
  2. OUT/DEFINITION
  3. | ̄|_ (PULSE)
  4. MULTIPLIES
  5. MOB TRACK
  6. ALL THE TIME IN SUNNY BEACH
  7. ISLAND
  8. RESTART!
  9. JAG
  10. STEP INTO YOURSELF
  11. GOOD GIRL〜Dedicated to bride 20 years after
  12. MIDI SURF

 

ようやく辿り着きましたね。

8thアルバム

「お寿司です」

 

嘘です。笑

 

OSC-DISオシレーター・イン・ディストーション

だ、そうです。笑

 

筆者はまじで読み方がわからず「お寿司です」とよく呼んでいました笑笑

 

 

来ましたよ!

THE MAD CAPSULE MARKETS

 

いや、やっぱガツンと変化したのはここからでしょう。

 

 

冒頭にも書きましたが、

前期と後期ではよく見れば若干バンド名に変更があるのです。

 

と、言う意味合いで言えば

まぁ、こっからが後期。

なわけですね。

筆者はこのアルバムがめっっっっちゃくちゃ好きです。

 

 

Track1「Tribe」

 

1曲目から飛ばし過ぎ笑笑

 

いや、かっこよすぎんだろっっっ!!笑笑

 

" そいつは頭の中に潜んでる

音の渦に巻かれ
そして破壊するこの現象
その未来の底から生まれる慈を"

 

あ、日本語やった!!笑笑

てなりますよね笑笑

 

この頃のKYONOさんのボーカルは特にドライブ掛かっているので本当に聴き取りづらい笑笑

 

そしてサビ

 

 

「ぶゔぅあぁぁい!!!!」

 

 

 

なんて?

 

 

「Why don't you strike justify your mind」

 

 

 

 

 

「ぶゔぅあぁぁい!!!!」

 

 

 

 

 

 

な、なんて??

 

 

 

「Tribe」ですね笑笑

 

囁くようなボーカルのかっこよさ、

もはやなんて言ってるかわからない破壊力も去ることながら、

ブリッジパートの「ぴゅーーーるるるるるるるるる」は本当に激ヤバのかっこよさです。

 

前作までのあくまでバンドサウンド主体だったものから全面的にデジタルサウンドを押し出した作品の幕開けにぴったりです。

 

 

 

Track3「Pulse」

 

 

これまた説明の必要ない程の名曲ですね!!

Dragon Ashをはじめ、数々のアーティストから支持され続けるのはこういった名曲を生み出す力と、

リスナーを飽きさせない工夫なのでしょう。

 

 

 

Track11「Good Girl」

 

 

いや、むしろこの曲の方が説明不要でしょうか笑

 

そろそろお気づきでしょうかね?

 

そうなんです。

このアルバムとてつもなく聴きやすい。

 

この頃くらいからミクスチャー路線に更にロディック路線を追加し出すんですよね。

 

これが、また!

 

因みにこの楽曲はメンバーのお子様が生まれた際に作られたそうです。

唐突な素敵エピソード何?笑

 

 

 

 

そして伝説は続きます、

9thアルバム

「010(2001)」

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  1. INTRODUCTION 010
  2. COME.
  3. CH(A)OS STEP
  4. GAGA LIFE.
  5. JAM!
  6. 雲 -KUMO-
  7. WARDANCE
  8. ××× CAN OF THIS.
  9. BIT CRUSHERRRR
  10. THIS IS THE MAD STYLE
  11. GOOD DAY
  12. FLY HIGH
  13. NO FOOD,DRINK,OR SMOKING
  14. R.D.M.C

 

 

010(テン)と読みます。

 

 

このアルバムの殺傷能力はすごい笑笑

 

 

モーニングスターみたいなもん。笑笑

 

 

わかります??中世ヨーロッパの闘技場で出てくる

トゲゾーが鎖と棒で繋がった感じのやつ笑笑

 

 

 

ええねん。

 

 

とにかくこのアルバムは強い。

語彙を失ってますが、

メロディ、そして6.7thアルバムあたりの雰囲気をそのままデジタル化したようなサウンド

 

前作とはまた違った強烈なインパクトがあるんです。

 

 

Track2「COME.」

 

 

レイジ・デジタル・アゲインスト・マシーンです笑笑

 

KYONOさんのラップにも拍車がかかってます、

そしてバックの激重楽器隊。

Track1のイントロからTrack2への流れでもう既にこのアルバムのやばさは伝わるかなと。笑

 

筆者はもとよりピコピコメタルが好きなんですが、源流はこのアルバムなのかも知れませんね。

 

 

以下名曲が続くのですが、特筆したいものを

 

 

Track11「Good day」

 

 

ここにきてまさかの

れ、レゲエ!!!

 

 

MADがレゲエ!!!

 

"Good day

(いい日だ)

Killing some time for now.

(ちょっと時間潰してみたり。)

Good day

(こんないい日は)

Keep on walking around.

(ぶらっと散歩してみたり。)

Good day

Till we find something now.

(なんか見つけるまで)

Good day

Keep on walking around."

(そこらをぶらっとしてみたり。)

 

しかも歌詞も穏やか!!!

 

ほぅ、これはこれでレゲエ大好きな筆者としてはたまらな…

 

"But this day it don't effect me!"

(でもこんな日はおれにはなんの意味もねぇ!!)

 

 

 

知ってた笑笑

 

 

でもそれがいいんですよね!!

筆者はアルバムの中でも好きな曲です!!

 

 

そしてそのままの流れで

Track12「FLY HIGH」

 

 

間違いなく名曲!

 

なんなら後期MADの名曲ランキング作ったら上位にランクインするレベルじゃないですか??

筆者はこのアルバムの中でもトップクラスに好きです!!

 

この時期のMADはかなりメロディック寄りになっており、

いい意味で新規ユーザーを獲得出来たんでしょうし、

中盤のハードコアな部分ではここまでのフォロワーを裏切ることなく成功を納めたのだと思います。

 

 

前作からの流れは間違いなくその象徴だと言えるでしょう。

 

 

 

そして。。。

 

 

10thアルバム

「CiSTm K0nFLiqT...(2004)」

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  1. -start ID-
  2. RETALK
  3. Bomb Idea
  4. SCARY -Delete streamin' freq. from fear side-
  5. W.O.R.L.D
  6. クラッカー!!!
  7. Sunny Beach Rd.
  8. GRIM MONSTER
  9. LOUD UP!!
  10. She loves it -Explore the new day
  11. LET IT RIP -Download from JOUJOUKA
  12. HAPPY RIDE
  13. CiSTm K0nFLiqT...

 

そして、幕を閉じる。

 

MADの事実上最後のアルバムとなります。

 

 

そんなことより、

 

 

 

 

攻撃力高い。笑笑

 

 

このアルバムは攻撃力高いですよね。

初見でアルバム通して聴くとなんかボコボコにされる。笑

 

そんな気がします笑笑

 

前作「010」や前々作「お寿司です」より更にハードコア色が強まり、

なんならちょっとメタルの域です笑笑

 

でも、サビやコーラスに鬼POPなサウンドを入れてくるのはMAD常套手段ですね!!

 

 

因みに、筆者が一番最初に聴いたアルバムはこれだったのです。(あ、もちろんMADのって意味ね?)

わかっとるわ。

 

それはそうと、

当時小学生くらいだったのでしょうか?

あまりハッキリした記憶はないのですが、

Track4「Scary」がCMソングで使われていたようです。

 

 

ありました!

 

メンズビューティーン CM - YouTube

 

ちょっとYouTubeの動画拝借しますね笑笑

 

これをなんとなーーーく聴いてたみたいですね。

それで、中学生くらいだったと思うんですが、

パンクが好きな知り合いから借りたアルバムがこれで、

そこにこの楽曲が入ってたわけですね。

 

その時の感想と言ったら、、、もう、、、

 

 

あ、なんか聴いた事ある(ハナホジ)

 

くらいだったんですけどね笑笑

 

 

先程も書きましたが、

このアルバムの攻撃力ったらないんですよ笑笑

当時メタルが大好きだったわけなんですが、

 

このアルバムにはまた違った攻撃力があるんですよ笑笑

 

 

なんていうんやろ、MP削って来る系?笑

 

でも、自分のものに出来た時、

攻撃力2.4倍のバフがかかるみたいな感じのアルバムです。笑

 

 

 

ちょっと、ほんまに何が言いたいかわからん。

 

 

 

…続けます笑笑

 

 

順番前後しましたが、

Track3「Bomb Idea」

 

 

筆者が大好きな一曲なんですが、

 

この人たちすごく自然に

耳を爆撃してきますので、

ご注意を。笑

 

 

出だしからとんでもない勢いで爆撃が始まります。

 

しかし、その後のサビの疾走感はほんとに圧巻です。

筆者はぶっちゃけこの爆撃パートがたまらなく好きなのですが、

苦手な人からすればなんとなく達成感すら感じる緩急の付け方じゃないでしょうか?

 

 

 

 

Track7「Sunny Beach Rd.」

 

 

この楽曲はBa,上田さんが歌唱しているそうです。

過去作「家畜」もそうでしたが、

上田さんの歌ってKYONOさんとはまた違った魅力があるんですよね。

なんて言うかMP削ってくる系。

 

で、途中からKYONOのアニキの爆撃ボイスが混ざります。

 

これも超名曲ですね。

 

 

 

そしてラストナンバー

Track13「CiSTm K0nFLiqT...」

 

 

終始KYONO節が炸裂しているんですが、

非常に美しくも、絶妙に不安を煽ってくるコーラスが魅力の一曲となってます。

この頃のライブではラストに演奏されることが多かったそうですね。

 

このアルバムから僅か2年でTHE MAD CAPSULE MARKETSは解散してしまうのですが、

まさにCiSTm K0nFLiqT...(システムコンフリクト)なアルバムでした。

 

KYONOさんもソロで活動されてますし、

最近ではYouTubeで彼の音楽観について語るものもありました。

上田さんはAA=として活動されており、

Baby Metalに楽曲提供(ギミチョコ)をしたりとその人気はMADが解散した今日でも劣ることはありません。

 

お二人(主に上田氏)についての記事もいつか機会があれば書きたいと思ってますので、

この記事で興味を少しでも持たれた方は是非ご視聴の上、筆者と語らいませんか?

 

 

では、かなり大作になりましたMAD編もここでおしまい!

 

 

今回もお読み頂きありがとうございました!

 

コメントや評価、拡散など

皆様のお声を頂けると嬉しく思います!

 

 

ほなまた!!